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貴重なアニメなので情報を残します。
[name]一休さん_(テレビアニメ) ・ 楽天市場で探す
本放送
テレビ朝日(NETテレビ)1975年10月 水曜日19:30(のちに月曜19:30)
放送開始年[dateCreated] 1975年
再放送
キッズステーション 2024/8/4から2024/11/7まで
補足
声優のレギュラー陣以外のテロップは一切なし
*敬称略です、あからじめご了承ください。
・一休 (故)藤田淑子(ふじたとしこ, , このblogで他の作品)
(北斗の拳のマミヤ)
・さよちゃん 桂玲子(かつられいこ, , このblogで他の作品)
(サザエさんのイクラちゃん)
・安国寺の和尚さん (故)宮内幸平(みやうちこうへい, , このblogで他の作品)
(ドラゴンボールの亀仙人)
・蜷川新右ヱ門(しんうえもん、お侍) 野田圭一(のだけいいち, , このblogで他の作品)
(グレートマジンガーの剣鉄也)
・桔梗屋(ききょうや) 緒方賢一(おがたけんいち, , このblogで他の作品)
(ヤマトのアナライザー)
・桔梗屋 弥生(やよいさん) 小山茉美(こやままみ, , このblogで他の作品)
(3話まで、アラレちゃん)、吉田理保子(よしだりほこ, , このblogで他の作品)
(ハイジの友クララ)
・足利義満 山田俊司(キートン山田(きーとんやまだ, , このblogで他の作品)
ゲッターロボの神隼人)
・伊予の局 坪井章子(赤毛のアンのスペンサー夫人)
●仲間の小坊主
・兄弟子・背の高い秀念 (故)はせさん治(はせさんじ, , このblogで他の作品)
(サイボーグ006 中国人風)
・兄弟子・哲斉(てっさい) 清水マリ(しみずまり, , このblogで他の作品)
(鉄腕アトムのアトム,5話まで) 、神谷明(かみやあきら, , このblogで他の作品)
(6,7話)、井上和彦(いのうえ かずひこ, , このblogで他の作品)
(22話以降)
・一休と同じ背丈の黙念(モクネン) (故)鈴木富子(すずきとみこ, , このblogで他の作品)
(北斗の拳のリン)
・ソバカスの哲梅(テツバイ) 中野聖子(なかのせいこ, , このblogで他の作品)
(Dr.スランプのガッチャン)
・ぽっちゃりチンネン 声優不明。やや低い声
・ナレーション (故)増山江威子(ますやまえいこ, , このblogで他の作品)
(5話でテロップに掲載)
実在した一休さんは「室町時代、臨済宗」
お侍「おい、小僧」
一休「小僧って、私のこと?」
侍「お坊さんを僧侶と言う、小さい坊さんだから小僧だ」
一「(川で洗っていた大根を侍に見せ)これは?、こっちの小さいのは?」
侍「大人をバカにするのか?どちらも大根だ」
一「ほらごらんなさい。大きくても小さくても大根、だから小さくても坊さんだ、私は小僧ではない」
侍「こやつ(刀に手をかける)」
1話ナレーションより
伊予の局(いよのつぼね)の子、千菊丸(せんぎくまる)は、本来、時の天皇の子として暮らせるはずだった。しかし、伊予の局の父は足利将軍と過去に戦ったことがあり、将軍の命令で千菊丸は寺に預けられることに。それが一休。
その他
シンウエモンは足利義満の命令で一休の見張り役とのこと。
声の出演
藤田 淑子、桂 玲子、清水 マリ、宮内 幸平、野田 圭一、はせ さん治、山田 俊司、坪井 章子、青二プロ
(なぜか小山 茉美さんが明記されていない、青二プロに含まれていた模様)
いろんな事があり、木彫師(名前:ときまろ)と一休が「ネズミを彫るという勝負」をすることに。その結果は?
桔梗屋とのとんち合戦。母(伊予の局)の使い女性が「偶然」を装い、一休の様子をうかがう。
そして有名なとんちの1つ、「このはし、わたるべからず」が登場。これを出したのは桔梗屋。
また「そもさん、せっぱ」の解説があった。
「これから質問をします」と言う言葉、「さあ来い、どんな難問にも答えてみせます」という返事でこれを「禅問答」と言います。武芸者の真剣勝負と同じなので、相手の質問に答えられないと(警策(けいさく)で肩を叩かれるシーン)
桔梗屋さんに「縁起の良い看板の文字を書いて欲しい」と頼まれたが断りたかった和尚さん。そこで一休さんが書くことに。
いざ行くとお店の前には建物より長い紙が。
そこで一休さんは「しの字」を書き、和尚さんは「どんな身分の人であっても、”し”は避けることのできない関所。だから、生きているうちにどれだけ良いことをするのか?それによって天国か地獄かが決まる」と説いた。
・この回から弥生さんの声が、小山まみさんから吉田理保子さんに変わる。理由は何だったのでしょう?
・(個人の意見です)小坊主で耳慣れない声が
新右ヱ門とのトンチに勝ってしまった一休。そのことを知った足利義満将軍はこの回、初めて一休を城に招くことにした。
足利家と一休の祖父は不仲ということを知っている和尚は、一休の母に手紙を出す。一休の身を案じた母は将軍に手紙をよこす。最悪、命を奪われるかもしれないので。
しかしそこは一休、トンチと頭の回転の良さで難局を乗り切る。
この回の終了後から新右衛門の態度が変わり、将軍も一休に対し敵意を失くした模様。
テッサイ(先輩)が足利家と戦った新田家ゆかりの子供と判明。ただ一休とは違い、テッサイは夜な夜な剣術に磨きをかけ足利家への謀反を企んでいることがわかる回。
色々あって新右ヱ門と剣術で戦うことになった一休。
前半はとんち合戦。後半はお寺を抜け出して侍になると決心したテッサイを引き留めようとする一休。
真冬の修行を描いた一話。お釈迦様をまつっている火を息で消そうとした一休は和尚に怒られる。「人間の息は汚れている、息で消してはいけない」と。
元旦から始まった回。どう見ても「子供向けの内容」ではなく、元旦はめでたいのかと思いきや、めでたくもないもの、という哲学的な回でした。
・元旦は 冥途の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし(一休)
・この時代の習わしで、お正月に餅や菜を食べることを「歯固め」と言う
京都で一番の大金持ちの廻船問屋「伊勢屋」の法事に、桔梗屋の「一休さんが”普段着で”独りで行って下さい」という依頼で向かった一休。しかし、もともと付き合いがないため一休の顔を知らないだけでなく、実際に行けば「そんな汚れた衣装を着ているのが一休さんではない」と門前払い。
つまり桔梗屋のワナだった。
11話 するめとやせ蛙
2話で一休に負けた木彫師トキマロが桔梗屋とともに一休に仕返しを狙う。
「誰も知らない初めて獲れたこの魚の名前は?」に対し(誰も知らない魚だから、適当に)「チンチロリン」と応える一休。さらに別の干した魚を提示され「ポンポコポン」と応えると「いい加減なことを言うな」と叱られる。
しかし一休は「イカを干すとスルメと名前が変わるように、チンチロリンがポンポコポンになっても不思議ではない」と言いくるめた。
「やせ蛙」の方は「雨が降る日まで待って下さい、半紙に描いた蛙が動きますから」という、その場しのぎで言った一休の言葉を信じた桔梗屋。
結局「10日後、雨のしずくでたまたま半紙が濡れて蛙を書いた墨汁が消えた」つまり「エサをもらえず腹が減ったのでココからいなくなった」という苦しいオチを解説した一休。
12話 すて子と闇夜のからす
トンチのみ
「天狗の高い鼻に詰まっているものは?」「うぬぼれ」
13話 おねしょとお姫さま
幼い姫さまのおねしょを治して欲しいと頼まれた一休。荒療治(逆療法)として水を飲んだり、水遊びをすることで治すことができたが、今度は自分が風邪をひいておねしょをした、というオチ。
14話 あくびと猫の茶わん
骨董品好きの将軍様にガラクタを譲りそれがバレて大ピンチになった一休。
見所は「(京都にある)大徳寺へと運ばれていた釣鐘の重さを測れ、と一休に命じた将軍。なんとかトンチで解決できたが・・・」
奥方様登場。
足利義満と戦い敗れた南朝系の武士。お腹が空きし過ぎて寺の台所に忍び込む。しかし、南朝の子孫である一休に和尚さんは「(今でいう警察の)蜷川殿に突き出すのが普通だが、お主のトンチで助けてあげなさい」とさとす。
そこで一休はケチで有名なケチ兵衛(声:緒方賢一)のところへ武士を連れてゆき「歌を歌って下さい」と言うがヒドイ音痴。
そのうえで「もし村人が彼の歌を喜んだらあなたの負けとして彼にお金を、逆に文句が多かったら私の負けとして私が一生タダ働きしますが、いかが?」と持ち掛け、ケチ兵衛は自分の勝ちを確信し喜んで承諾するが。
「貯める一方では死んだお金、何かに役に立つ使い方をすれば生きたお金となる」という戒め的な話で私の中で名作。
ちなみにその武士の声は、テロップにはないが(故)八奈見乗児(やなみじょうじ, , このblogで他の作品)
さんでほぼ間違いないと思います。
17話 おしっことしゃっくり
●この回で注目したのはアニメが設定した時代における貨幣価値
・お米一石(いっこく)→約150kg相当→そのお米を買うには2000文必要
・アニメ放送当時 お米10kgが2550円。「女性が1000文を借りた→お米75kg→約19125円を借りたが『1万文払え』と言われた。つまり19,215円を借りたのに約19万円払えと言われた、そこで一休さんがトンチで救う」という回でした
・この頃は油を買える人はお金持ち。ですから夜になると物騒で泥棒が出てきます。
・「油を容器に移すには時間がかかりました。その間、民衆はムダ話をします。ですからこれを”油を売る”と言います」
・良い内容でした
油を売る少年の声は推定ですが「(故)つかせのりこ(つかせのりこ, , このblogで他の作品)
」さんだと思います。
19話 われた徳利と二人の母
徳利(とっくり)の行商と子供が衝突。行商は子供に「100個割れた、それだけ弁償しろ」と言ったが子供は「2,30個しかなかった」と言い合いに。そこへ通りかかった一休さん。
トックリ1個を当時の測りで重さを測ると「40匁(もんめ)=約150g)」。割れた破片を集め風呂敷で包んで測ると「1000匁」だった。
1000÷40=25本。割れたのは100本ではなく25本だったと名回答。新右ヱ門さんに怒られた行商は諦めるしかなかった。
20話 おっぱいと兄弟げんか
荒れ狂う琵琶湖に独り船を出す一休
21話 一休納豆と腹ぺこ道中
22話 縄のわなと笑わぬ哲斉(てっさい)
7話で安国寺を出て行った哲斉が戻ってきた話。それと「桔梗屋がこの山の木を5日以内に数えて」と、『できるはずがない』とからかった気持ちで依頼をしてきたが、一休たちはある方法で解決した。
宿屋の主に30貫を預けていた男。戻ってきたら「預かった覚えはない」と言って返してくれない。そこで一休さんがトンチで解決。ちなみに「木登り」の方は、寺に住みついた少年が降りられなくなった話でした。
今回、通貨「貫(かん)」が出てきたので17話の「文(もん)」とともにネットで調べました。
日本銀行金融研究所の「古文書と遊ぼう」PDFの3ページ目より、一休の時代とは異なりますが、仮に同じ貨幣価値だったとすると
貫文も江戸時代のお金の単位のひとつで、銭貨に使われていて銭貨は1枚=1文として使われ、1貫文とは銭貨 1000 枚=1000 文のこと
17話で「お米150kgを買うのに2千文必要だった」とのことだったので、2千文=2貫文だったとすると、30貫はかなり高額だったと思われます。ただ時代が異なるので、あくまでも目安程度で。
将軍様の宝物が無くなった。しかし3人の武士が交代で見張っていたので、犯人はこの中の誰かであることは明白。一休は「嘘発見箱」を作り「このエンマ大王より授かった箱で、嘘が大嫌い。この箱に向かってお経を唱えると、正直者が書いた字は消え、大ウソつきが書いた字だけが残る」と言い張った。
奈良の春日大社にはその昔、建御賀豆智命(たけみかづちのみこと)が白い鹿にまたがって鹿島(茨城県)から奈良に越してきたという言い伝えがあり、境内には神の遣いである鹿たちを神鹿(しんろく)として崇め(あがめ、うやまう)を放し飼いにしている。
年に1回春日詣(かすがもうで)をしている足利将軍は鹿に心惹かれ、自分の庭園(金閣寺)でも同じやり方で鹿を飼い始めた。
その鹿が、庭園を抜け出し豆腐屋の豆腐を食べ、主が鹿にケガをさせてしまう。主は将軍に打ち首獄門と言われた所を一休が救う話ですが、その一休さん自身、ひんしの重傷を負ってしまう。私は名作認定
26話 何もないとつげの櫛(くし)
暗い話でした。死んだ母が忘れられない男児と、新しい母との話。
一方「何もない」は、「落ちた大豆を拾う代わりに何かくれますか?」と言った桔梗屋に対し、「私はお金を持っていませんし、何もありません。それでもいいですか?」と答えた一休。
後日、「何もありません」をもらいに来たと桔梗屋。一休はトンチで「お礼の品は座布団の下に隠してあります」と言い、「何もありませんが」と言って、負けに気づいた桔梗屋。
27話 桔梗屋さんと思い出ばなし
28話 つらい修行と鬼の和尚さん
29話 おぼろ月夜と弥生の聟(むこ)
とんちで「月を取ってこい」と言われた一休。そこで一休は桶を用意した。
30話 どじょうとうなぎと母上さま
深刻ではないものの、病に伏した母のため、どじょうを食べてもらおうとした一休。途中で同じく「腹を空かせた母の為に、漁師のうなぎを盗もうとした少年」に出会い、そのどじょうをあげてしまったお話。
31話 お百姓と槍の試合
前半ではお寺での生活の1日を描き、後半は農民をバカにした武士を一休のとんちで改心させ「武士だって農民の作った食べ物で生きていられるのだ、バカにするな」と説いた話。
頭陀袋(ずだぶくろ):僧侶が托鉢(たくはつ)の時に首にぶら下げている袋のこと。
たんぽ槍:綿などを布で包んだものをたんぽといい、それをけいこ用の槍の先につけたもの。
32話 七夕と母のお守り
おたえ:貴家堂子
33話 野武士と末期の水(のぶしとまつごのみず)
34話 竹馬とたからもの
桔梗屋が「町の子供達と安国寺の小坊主達との竹馬合戦をやろう、勝者には宝物をあげる」と。しかし、宝物の中には「たぬきの絵」が。「た=抜き」なので宝物→「た・からもの」は「からもの」で空物、からっぽと言って何もあげなかった。
そこで一休は「からものなら、桔梗屋さんは唐ものをあげないといけません」と説いた。
35話 悪代官とお化け寺
和尚さんから代官への書状の手渡しを依頼された一休。しかしいっこうに帰って来ない。心配した新右ヱ門は馬を走らせると、竹林の中で困り果てていた一休に出会う。
36話 小さなしじみと大きないたち
少年よきち役 おそらく野沢雅子(のざわまさこ, , このblogで他の作品)
足利こたろうよしかね(将軍の甥)役 有名な声優だが現時点では不明ですが千々松幸子(ちぢまつさちこ, , このblogで他の作品)
と推定。
37話 がまん会ときもだめし会
38話 弱い新右ェ門と強い花嫁
39話 さむらいと池の鯉
哲斎の友達(コヤタ?)が来る所から始まる回。ただし、30分の子供向けアニメとは思えない、とても濃くそして無理矢理な終わり方だった。全編シリアス。
コヤタの声優、個人的に神谷明ではないかと。
40話 孝行餅と百目ローソク
41話 一ぱいのお茶とりっぱな御殿(ごてん)
桔梗屋弥生はクズ人間だと思った回。
42話 鳴かぬからすと仏さま
43話 大水とかんにんぐ
44話 消えたてるてる坊主
少年:山本圭子(推定)
45話 菊の花とおまんじゅうの片割れ
秀念の弟(声優不明)登場。「お家を再興する」と言いつつ家出。
46話 将軍さまとまきわり
おそらく、(故)たてかべ和也(たてかべかずや, , このblogで他の作品)
食事に飽きて不満を言う将軍様に対し、一休は「まきわり」「雑巾がけ」などお寺のありとあらゆる仕事を要求。へとへとに疲れた将軍様だったが、食のありがたさを感じるとともに庶民の暮らしを身をもって知ることになる。
番組内から
秋になると大根農家に托鉢に行き、余りものの大根をもらい、漬物にする。漬物を香物(こうのもの)というのは、漬け具合をかぐ、という意味から。たくあん漬けはこうして生まれた。
47話 堺の町とにせ一休
堺の町奉行 キートン山田
ナレーター 別人、不明
Q.なぜ海の水はしょっぱいのか?
A.長い間をかけて陸の塩分が溶け込んだから
Q.京都から大阪の堺への移動は?
A.舟で桂川から淀川、大阪湾へ
48話 火事と消えた仏像
ナレーター (故)北浜晴子(きたはまはるこ, , このblogで他の作品)
殿様への御届け物(5千貫(せんがん)相当)を賜った桔梗屋。しかし、夜のうちに盗られてしまい大騒ぎに。
49話 ひょうたんとお家騒動
50話 ふしぎな動物と危ない橋
堺屋が将軍様に献上するために珍しい動物を明から購入。その話から、壊れた橋へとつながる、予想外の展開でした。
堺屋 (故)増岡弘(ますおかひろし, , このblogで他の作品)
※キッズステーションでの再放送ではこの50話が最終話でした。